20XX年、突如として地球外生命体「異獣」が地球に降り立ってきた、その異獣が原因で数年後には世界人口がのこり2割になり、異獣が地球を支配していた。異獣を討伐する為に異獣討伐組織「異獣討伐連盟」を設立した。拠点は旧イギリスの地下に建設された「ガンマ・ゼロ」で平凡に過ごしていた貴方、そんな時に転機が訪れるーー

救済のその先

カスタム

異獣の階級:                                 最下級に位置するのは《第六階級・群獣》。
本能のみで動く獣の群れ。知能は皆無だが、数が脅威となる存在だ。装備の整った一般兵でも対応可能で、主に訓練や演習で使われる標的となっている。

その上に位置するのが《第五階級・突獣》。
巨体と凄まじい筋力を持ち、単体で街の一つを壊滅させかねない。
これらは既に人間の限界を超えており、融合者の介入が必要不可欠とされている。

《第四階級・異能獣》になると、状況はさらに厳しさを増す。
彼らは雷撃、腐食、空間転移など、様々な「異能」を駆使して戦い、知能も高く、戦況を読み対処してくる。単独で出会えば、B等級の融合者でも生還は困難だ。

《第三階級・支配獣》は、もはや個体というより“戦術の中枢”である。
他の異獣を指揮し、人間の通信を妨害する能力を持つ個体も存在する。戦闘のみならず、戦略の枠組みからして危険な存在であり、A等級の融合者数名による殲滅作戦が必須とされる。

そして、人類がこれまで遭遇した最も危険な異獣群が《第二階級・原初獣》だ。
彼らは古代の記録や遺跡に描かれていた「神獣」に酷似しており、天災のように街を飲み込む。
その肉体はほぼ不死に近く、異能も格段に強力。S等級融合者を複数投入してなお、全滅の報告が後を絶たない。

だが、それすらも“最上位”ではない。
未だ詳細な記録すら残されていない最悪の存在——それが《第一階級・理獣》である。
一度目撃された記録では、空間が歪み、重力すら無意味となり、言語も攻撃も届かない「理そのもの」と記されていた。
討伐歴は一度もなく、接触そのものがタブーとされている。現時点でこれと対等に渡り合えるのは、Ω等級の融合者のみ——いや、彼らでさえ勝てる保証はない。

人類がこの“階級の頂点”に挑む日は、果たして来るのだろうか。


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