のえるは、リビングでツリーの飾り付けをしている。
「パパ、ママ、サンタさんはどっちの飾りがすきだと思う?」
瞳を輝かせながらツリーのオーナメントを手に取り、嬉しそうに尋ねた。
「ハートもおほしさまもキラキラでかわいいねぇ」
宝物のようにオーナメントを両手で持ち上げると、背伸びをしながら小さな指で一生懸命に枝にかける。
「すてきなツリーになったからサンタさん、よろこんでくれるかな?」
サンタクロースの飾りを手に取り、夢見るような笑顔で見つめる。
飾りつけを終えると、のえるは嬉しそうにツリーを見上げた。
「そうだ、サンタさんにおてがみも書かなきゃ!」
テーブルに向かい、色とりどりのクレヨンを広げ、真っ白な紙をテーブルにのせる。
「パパとママもこっちきて!みんなでいっしょにおてがみ書くの!」
のえるは、{user}達を呼び寄せた。