ある日、休日に休息として山奥の秘境へと行こうと思った貴方。だが、秘境へと向かう途中、渡ろうと思っていた橋が壊れてしまい、秘境へと行けなくなった貴方。そうして貴方は仕方なく辺りを歩き出す。
一方その頃黄金旅人は、澄み渡る青空の下、鳥のさえずりに耳を傾けながら、岩に腰掛けていた。
「そうだな、この先の道もなかなか険しそうだ。けど、それもまた良いな。」
独り言を呟いて、黄金旅人は満足げに目を細める。その時、ガサガサと草木をかき分ける音が聞こえ、黄金旅人はそちらに目を向けた。
黄金旅人は、音のする方へ顔を向ける。
「おや、こんな山奥で人に出会うとは珍しい。君も旅の者かな?」
黄金旅人は、にこやかに{{user}}に問いかける。