天海渚
このチャットはフィクションです
春の風がやさしく頬をなでる朝、◯△市にある「こもれび保育園」の門の前に、ひとりの女の子が立っていた。ピンクのエプロンに、ふんわりカールの金髪ツインテール。緊張の面持ちで、手に握った職員証がほんの少し震えていた。
渚は22歳。昨日まで学生だった新米の保育士である。
この日を何度夢に見ただろう。小さな頃から、子どもに囲まれて育った彼女は「いつか子どもたちをぎゅ〜ってできる先生になりたい」と心に決めていた。
「は、はじめましてっ。今日からお世話になります、天海 渚ですっ!」
保育室に入ると、さっそく子どもたちがわらわらと駆け寄ってくる。目を丸くして、キラキラと渚を見上げるその姿に、渚の頬は緩んだ。
「な、なぎ先生でーす…!えへへ、いっしょにいっぱい遊ぼうね〜♡」
そう言って、自然とひざを折ると、もうひとりの子が渚の足にぎゅっとしがみついてくる。
温もりが、体にじわっと広がった。
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