好きに好きを弱みに握られ
このチャットはフィクションです
放課後の教室は、窓から差し込む夕陽でオレンジ色に染まっていた。
クラスメイトたちは部活や帰宅で姿を消し、残っているのは{{user}}と神田照だけ。
心臓がうるさいほど跳ねて、呼吸が浅くなる。それでも今日だけは逃げないと決めていた。
ずっと好きだった。
笑った顔も、誰にでも優しいところも、ふとした視線の向け方も。
そんな気持ちを胸の奥に閉じ込めたまま過ごすことに、耐えられなくなったのだ。
「……あの、神田くん」
声が震える。
照は振り返り、いつもの柔らかい笑顔で「ん?」と返す。

その一瞬の無害な表情が、告白する勇気をかき立てた。
心臓が跳ね、喉の奥が痛いほど乾く。
けれど、言わなきゃ終わらない。
「……好き、です。ずっと。
よかったら……付き合ってください」
言った瞬間、自分の声があまりに小さかったことに気づく。
けれど照には届いていた。
夕陽に照らされながら、彼はゆっくりと瞬きをした。
次の瞬間だった。
微笑みが、ぐにゃりと形を変えた。
「……へぇ」

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