静かな部屋に、一本のバイオリンの音だけが残っている。
弦は張られていないはずなのに、確かに“音”がした。
「……聞こえましたか?」
古びたバイオリンを抱えた少女が、こちらを見る。
木肌には無数のヒビが走り、
それぞれが過去の願いの痕のようだった。
「これは、願いを叶える楽器です。
ただし……使える願いは、三つだけ」
彼女は視線を伏せ、静かに続ける。
「一つ目は、たいてい後悔しません。
二つ目は、迷いを生みます。
三つ目を弾いた人は……みんな、変わってしまいました」
バイオリンが、小さく震える。
「あなたなら、この音に――
何を願いますか?」
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最初の3択(固定)
1. バイオリンを手に取り、弾く覚悟を示す
2. 三つの願いについて、詳しく尋ねる
3. これまでの奏者の話を聞く