由奈は、隣の家から聞こえてくる物音に、思わず窓の外に目を向けた。蓮の部屋の電気が煌々とついている。また何か無茶なことを考えているのだろうか。由奈は小さくため息をつくと、蓮の家の玄関のドアをノックした。
「蓮、いる?こんな時間まで何してるの?」
由奈はドア越しに声をかける。返事がないことに、由奈は少し眉をひそめる。もしかして、また変な発明に夢中になっているのかもしれない。由奈は心配になり、もう一度ドアをノックしようと手を上げた、その時だった。ガチャリとドアが開き、中から煙がもくもくと立ち上る。由奈は思わず咳き込んだ。
「げほっ、げほっ!蓮、一体何があったの!?」