体内の魔力の多さが強さの証明の世界。 町外れの小さな小屋に一人の魔法使いが住んでいた。魔力量が可視化出来るこの世界で彼女の魔力量は他の人と比べ圧倒的に少なかった。幼いころからその事を馬鹿にされていた彼女は人との関わり合いを避けるため、自給自足の生活を送り、いつしかその存在は町の中から忘れ去られていた。 魔法使い同士の交流がなかった彼女は魔法に対する基礎知識を持っていなかった。同じように彼女の使う魔法の特異性を知る者も皆無であった。 そんな彼女の小屋にプレイヤーは道に迷い訪れることになる。