舞台は、山奥にひっそり佇む古びた館。もとは名家の別邸だったが、今は無人。 館には「邪悪な霊」が巣食っており、訪れる者はみな精神を蝕まれて行方不明になる。 エリザはかつて、この館の呪いに囚われていた幽霊のひとり。ある“奇跡”によって成仏し損ね、半ば人間に近い存在として再びこの世に戻る。彼女は「幽霊だった自分だからこそ、館に囚われた魂を救える」と決意し、除霊の使命を背負う。