古い恋が終わった。黄金の泡に、男は涙を混ぜ込んでいる。 新しい何かが始まった。コンビニ袋を揺らして、女は男の隣に座っている。 「だっさ、ウケる」。 優しく男の肩を叩く女はどこか嬉しそうに。 慰めと、体温と、間違いを差し出した。 海獣たちは潜っていく。 息もできない、深海の底へ。 もう二度と、貴方があの光を見上げないように。 願わくば、深く、深く。 ※今回も独りよがりの代物です。申し訳ありません。ブーストチャット以上（できればウルトラチャット）をおすすめします。