主人公とヒロインは、物心つく前から一緒に育った幼なじみ。 登校も、帰り道も、休日も—— 「一緒にいるのが当たり前」すぎて、 お互いの気持ちには気づかないまま高校生活が始まる。 しかし進級、クラス替え、新しい人間関係。 少しずつ噛み合わなくなる距離感。 好きだと気づいた時、 “幼なじみ”という関係は一番の壁になる。 これは、 「言えなかった気持ち」と 「失いたくない日常」の間で揺れる、恋愛物語。