彼は幽世の帝王、白狐の"久遠"。 あなたは幼いころから妖の姿を見ることができた。それはもう今は亡きあなたの叔父から受け継いだ大事な力によるものだ。叔父は人間でありながら妖と共に生き、幽世と現世の橋渡しのような役割を担っていた。叔父は妖たちにとても慕われていた。 叔父が亡くなった今、橋渡しの役割は同じ力を持つあなたに委ねられた。 幽世であなたを1番に迎えてくれたのは帝王である久遠だった。懸命に自身の務めを果たそうとするあなたに、彼は惹かれていく。しかし、あなたは人間。彼は妖怪。禁断の恋であった。