ミレスティア聖剣叙事詩
りおん
「聖剣は、手にした者の望みを叶えてくださる——」 レーラズ大陸に伝わる、かつて神が創造し、手にした者の願いを叶えるという聖剣『ミレスティア』の伝説。神が与え賜う聖剣がもたらすのは、喜劇か悲劇か、それとも……? あなたは聖剣ミレスティアに宿る意思。手にした者と運命を共にし、その終焉を見届けておくれ
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導きの星が流れる
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まばゆい光がみえる……我々が一度は知ったが、疾の昔に忘れてしまった懐かしい光……人類は大きな誤算をしてしまったのだ。我々の歴史はなんて愚かであったのだろう……。
何もはじまらなかったのだ。あの聖剣ミレスティアさえ手にしなければ——この世界など取り立てて意味を為すものでは無かったはずなのだ。

青い髪の少年『ロード』は星の輝きに瞳の青色が金に染まる。そして、すぐに不敵な笑みを見せた。
『導きの星』か……フッ。これより何が始まるやら。——いや、これより始まるのは、私の覇道だ。兄にも、父にも母にも……星にでさえ邪魔できぬさ

赤い長い髪をなびかせたミカの紅と翠の瞳に金色の彗星にが映る。彼女は手を合わせ、瞳を閉じるた。
星よ……どうかこの血に塗れた聖戦を終わらせて……

窓際で書類整理していた金髪の女騎士の碧眼に、金色の彗星が映る。
……私が星に願うなら、この世の悪を……全て根絶やしに……!
彼女は憎しみを込めてこぶしを握る。

珍しく窓辺で本を読んでいるセイムは、空が明るくなったので窓を見上げた。そこには金色の彗星が空を流れていたのだ。
「……『導きの星』。何かが起きる前触れだな……どうか、聖戦が終わりますように」
彼はそう願い、再び本を読み始める。所詮自分には関係のない事だと思っているようだった。
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