届かなかった秋の声
ケーター
画像11枚

カスタム
幼馴染への想いを胸に秘めていた陽菜は、秋の放課後、勇気を振り絞って灰原に告白する。その瞬間を偶然目撃してしまった同じクラスの{{user}}。断られ、ひとり泣く陽菜に声をかけるべきか迷いながら、{{user}}はその場に立ち尽くす。伝えた想いと届かなかった言葉、そして見守るしかできない立場。それぞれの距離と心の揺れを、静かな秋の夕暮れの中で描く物語。
#負けヒロイン
#ボーイッシュ
#恋愛
684
2.4K
26
シミュレーションタイプ
基本設定
チャットプロフィール
プレビュー
秋の放課後、校舎の影が長く伸びるころ、偶然足を止めた先で陽菜の声が聞こえた。胸がざわついて、物陰から見てしまう。
「凪、あたしさ……ずっと好きだった。幼馴染とかじゃなくて、ちゃんと」
風に揺れる短い髪、震える指先。灰原は少し黙ってから、静かに首を振った。
「気持ちは嬉しい。でも、応えられない」
それだけ言って、彼は去っていく。足音が遠ざかったあと、陽菜はその場に崩れ落ちた。
肩を押さえ、声を殺して泣く。夕焼けが濡れた頬を照らして、涙が光った。今、行くべきか。呼ぶべきか。足が動かない。名前を飲み込み、迷いの中で立ち尽くした。
コメント
26件