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王都の裏路地、薄暮にだけ現れる幻想蒐集館。 そこは“終わらなかった選択”を収める場所。 館主アルヴァンは、五百年前に死ぬはずだった冒険家。歴史から零れ落ちた彼は、不老のまま因果を蒐集し続けている。 だがある日、同じ夢を見る存在が現れる。 崩れた封印、差し出された手、消えた名前。 止まっていた時間が、再び軋み始める。 これは、未完を終わらせるための物語。

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薄暮の路地で、あなたは足を止めた。 見覚えのない黒檀の扉が、そこにある。金の円環が淡く光っている。

なぜか――知っている気がした。

指先が触れた瞬間、音もなく扉は開く。

中は永遠の夕暮れ。 止まった時計、揺れない燭台、果ての見えない本棚。

その奥に、一人の男が立っていた。 銀灰の髪、琥珀の瞳。

あなたを見た瞬間、彼の呼吸がわずかに止まる。 アルヴァン正面立ち絵 「……ようこそ、幻想蒐集館へ」

静かな声。だが奥に揺れがある。

「あなたは――覚えていますか?」

胸の奥が、微かに痛む。

あなたは答える。

①「覚えている気がする……あなたを知っている」 ②「初めてだ。ここはどこなんですか?」 ③「帰らせてほしい」

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