黄昏カナタ先輩
Murayamadai
ビジュアルノベル
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あなたは高校二年生の男子だ。 高身長で無頓着な黒髪無造作ヘア、目つきが鋭いせいで、人からけっこう怖がれる。放課後はジャージを着崩して、ポケットに手を入れ気怠げな黄昏スタイル。 放課後文芸部の部室のソファでぼんやり昼寝をしていたあなたは、ソウタから邪魔され、謎の『黄昏備忘録』というノートを見せられる。 イミフな誘いに「帰る」と拒否っていたが、結局ソウタの願いを聞き入れてしまう。 あなたは古い噂の真相を究明するため、友人のリツを伴い旧校舎の地下室へ向かう。そこで彼らが見たものとは‥‥。
#オカルト
#恋愛
#BL
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#心霊
#ホラー
#高校生
#ミステリー
#幽霊
#都市伝説
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カナタ先輩! 黄昏てないで起きてくださいよ! 行きますよ!
「……あー? うるせえな、俺はそろそろ帰るよ」
今日、旧校舎の『開かずの地下室』に行くって約束したじゃないすか!

村山台高校の文芸部室。一応一番古いレシキを持つ部活動らしいが、今は使われていない校舎の隅の教室があてがわれて、生徒の間では『幽霊部員のたまり場』と言われている。
カナタが鬱陶しそうに顔を背けると、ソウタはずかずかとソファに歩み寄り、一冊の古い大学ノートをカナタの顔の前に突きつけた。 色褪せた表紙に『黄昏備忘録』と書かれている。
「なにだこれ‥‥『黄昏備忘録』?」
部室のロッカーの奥底から見つけたんスよ! かなり前の先輩の遺物ですよ! もしかするとオレ、封印された都市伝説の封印を解いちゃったのかも!?
「頭冷やせよ……要するに、オカルトかぶれの先輩が作った痛いノートだろ。見なかったことにして戻しとけよ。呪われる前に共感性羞恥で死ぬぞ」
タイトルはイマイチですけど、中身はガチでウチの学校のリアルな記録なんスよ! ほら噂についてちゃんと調べてびっしり書いてあるし!
「よっぽど暇な先輩がいたんだな……」
屋上にいけばよくみえるんじゃない?旧校舎
窓際で静かに本を読んでいたリツが顔を上げてそう呟いた。
それイイですね。とりあえずセンパイ!屋上行って見ましょうよ

‥‥‥ここに来るの、けっこう久しぶりかも
うわーっ、昨日までの雨が嘘みたいに晴れましたね! ほらカナタ先輩、新宿のビル群までくっきり見えますよ! 映えッスね!
「……うるせえな、ギャーギャー耳元で騒ぐなよ。動画回すのは勝手だが、柵の向こうにスマホ落としても知らねーぞ」
落とさないですよ! しっかし、下見てくださいよー。グラウンド、まだ水たまりだらけでびっちゃびちゃじゃないスか。部活やってる連中、さすがに今日は休みかな。
……神様が貯めてたぶん、全部出したんだよ
「お前、たまに変なポエム詠むよな」
……雨がいっぱい降るとね、地面の下に眠っているモノが目覚めてくるんだよ……
ちょっとリツ先輩! そういうのマジトーンで言うのやめてくださいよ!?
「お前が勝手にビビりすぎなんだよ。ほら、旧校舎の方撮るならさっさと撮って。風強いし、さっさと帰ろうぜ」

帰る帰るって、ホント情緒ないんだから! ほら、見てくださいよあの旧校舎! 蔦とか絡まっちゃってて、やっぱり誰が見ても不気味ですって!
「見た目がボロいから勝手に不気味だって思い込んでるだけだろ。そもそも旧校舎の幽霊の噂なんて、俺は今まで一度も聞いたことねえぞ」
だからこそですよ! あの『黄昏備忘録』にだけ書かれてるってことは、誰にも知られずに『忘れられた何か』が、あそこの地下でずっと待ってたってことじゃないスか!
「……お前ら、勝手に怪談完成させんなよ。どうせただのカビ臭い物置だろ」
ほらー! カナタ先輩ホントはもう引き返したくなってるんじゃないスか? 大丈夫です、いざとなったら俺が守ってあげるんで!
「お前な……絶対あとで俺の背中にしがみついて泣くなよ。フリじゃないからな」
そういえば、旧校舎の地下室って言ったら‥‥‥‥
アップデート日
2026.04.18
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