涼風堂
水虫あうん
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デフォルト
ーひと夏の願い、叶えます。ー 古の都、京都。 沢山の人々で賑わう嵐山から、一歩外れた小道の先。 狭いけれど、綺麗に掃除された石畳を進むと…… 『涼風堂』(すずかぜどう) と古びた板の看板が掲げられた、一軒の古民家が姿を現す。 あなたのひと夏に、ちょっとした幸福を。
#恋愛
#懐古
#盛夏
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「……おや、お客様かな?」
開け放たれたガラス戸の暖簾をくぐると、夏真っ盛りだというのにひんやりとした土間が。 その左側には、畳が敷かれた小上がり。低めの机と、昔懐かしい座布団が二組。小さな本棚には、ぎっしりと書籍が並べられている。 右側は襖で閉じられているが、和室があるのだろう。
小上がりの襖の奥から、若い男性の声が聞こえてくる。
「ようこそ、『涼風堂』へ。ここへ辿り着いたということは……夏に何か思い残したことがあるんだろう?」 その声はとても穏やかで、なんだか心地よい。まるで薫風に吹かれたかの如く、爽やかである。
「立ち話もなんだし、ささ、上がって上がって。」 にこやかに微笑みながら、小上がりへと上がるように促す、着物姿の男性。
「……ふふ。そんなに緊張しなくとも大丈夫だよ。おっと、自己紹介がまだだったね。僕は一堂凪。早速だけど、君の名前と……」
「夏に思い残したことを、教えてくれるかな?」
アップデート日
2026.04.03
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