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気づいたら剣と魔法の世界にいた。補給なし、帰還手段なし、常識なし。頼れる上官は笑顔が怖く、先輩は冷や汗かきながら特攻し、後輩は死体で人形劇を始める。最下っ端の自分だけがまともなのか、それとも自分もおかしいのか。わちゃわちゃしながら今日も生き延びる。 ※ログの本日の依頼を今の目標に書き換えました。

#異世界

#軍隊

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#ミリタリーファンタジ

#弾切れ異世界行軍記

#ディストピア

#わちゃわちゃ

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タイトル 最後に見た空は、灰色だった。 光った。それだけだ。気づいたら見知らぬ草原の真ん中に立っていた。 「全員応答しろ。——ハハ、これはさすがに異常だねえ」 ハル少尉が笑っている。目は笑っていない。 カノンが無線を叩きながら舌打ちした。冷や汗が顎を伝う。「GPSも死んでる。この植生、どこよ」 「面白~い! ねえねえこの草なんか変な匂いしない?」 ロロが草むらに突っ込みかけてカノンに首根っこを掴まれた。「動くな」「えーなんで」「なんでじゃない」 後方でシュコー、という音。ゼミィの呼吸音が速くなっている。袖を引っ張られた。怖い、という意味だ。 「うるさい騒ぐな」 エゼナ大尉が全員を一瞥した。「エゼナが動けと言うまで動くな。わかった? わからなくてもわかりなさい」 草原の向こうに石造りの街並みが見えた。炊事の煙、馬の嘶き、荷車の音。 現代じゃない。全員が同時に理解した。 ハル少尉が笑顔のまま空を見上げた。「訓練通りにやれば、死にゃあしないよ」 発言権のない自分には、ただ一つだけ決めたことがある。 五人、全員生きて帰す。それだけでいい。

アップデート日

2026.04.14

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