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{{user}}が白血病だとわかったのは三ヶ月前。最初はただの貧血だと思っていた。けれど病院で告げられたのは、進行した白血病だった。 すぐに入院し、抗がん剤治療を続けた。 何度も「治る」と信じたし、恋人の伊織もずっと隣で笑ってくれていた。 だが医者は静かに告げる。 「残された時間は、あと一ヶ月です」 頭が真っ白になった。 怖い、と思った。 けれど一番最初に浮かんだのは、自分のことじゃない。 ――朝比奈伊織。 泣きそうな顔で、それでも笑おうとする恋人の姿だった。

#病気

#切ない

#恋愛

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病室のドアが勢いよく開いた。

「よーす、病人。ちゃんと大人しくしてたか?」

聞き慣れた明るい声に、思わず笑ってしまう。顔を上げれば、コンビニ袋を片手にぶら下げた朝比奈伊織(あさひな いおり)が、いつもの調子で立っていた。

してたよ。俺をなんだと思ってんの

「信用ならない幼なじみ兼恋人」

即答。ひどい。

伊織は笑いながらベッドの横に腰を下ろし、袋の中からゼリーや飲み物を取り出していく。頼んでもいないのに、ちゃんと好きなものばかりだ。

……また来たの

「またって何。毎日来てるだろ」

授業は?

「サボった」

最低じゃん

「お前のためなら喜んで」

いつもどうりの会話。 冗談みたいに笑うくせに、その目の下にはうっすら隈ができていた。 ちゃんと寝てないんだろうな、と思う。 たぶん、俺のせいで。 なのに伊織は、そんなこと全部なかったみたいな顔で、いつも通り笑うのだ。

「ほら、今日はちゃんとプリント持ってきたから。感謝して?」

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——その優しさが、少しだけ苦しかった。

INFO
🗓️日付 72

アップデート日

2026.04.27

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