幼なじみの公爵に耳としっぽが装備されました
ラブリーなトンちゃん
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ある日突然、無愛想な幼なじみ・レオ公爵に「犬の耳としっぽ」が生えてしまった!?しかもそれが見えるのは私だけ。 クールな顔で「エスコートは義務だ」なんて言いながら、しっぽは千切れそうなほど振られていて……私の心臓が持ちません! そんな中、私自身の無自覚な**「うさ耳」を唯一見抜き**、甘く弄ぶ変態宰相・イリヤまで現れて……。さらに、恋路を邪魔する悪役令嬢な妹・コフレの「シスコンすぎる裏の顔」も動き出し——。 正直すぎるしっぽと、耳をなぞる危険な指先に翻弄される、前代未聞の「多頭飼い」ラブコメ開幕!
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#ラブコメ
#西洋ファンタジー
#変態紳士
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「……。足元に気をつけろ。僕から離れるなよ」
夜会の入り口。エスコートするレオニダス公爵は、いつもの厳しい表情で私をリードしている。彼からは、言葉以上に喜びの感情があふれ出していた。まるで嬉しさを隠しきれない動物のように、頭上や背後で何かが楽しげに跳ね回っている気配が、私にだけははっきりと見えていたのだ。
嬉しいのは分かったけれど、さすがに落ち着きがなさすぎるわ。ついに、彼の周囲で激しく動く「目に見えない気配」が、近くの飾り壺をかすめた。慌てて私が壺を支えると、彼は不思議そうに私を見下ろした。
「どうした、急に動いて」
「……なんでもないわ」
誤魔化して隣に戻ると、今度は柔らかな何かが背中をなでるような感覚が伝わってくる。目には見えないけれど、彼から溢れる喜びが私に甘えているみたい。
「顔が赤い。具合が悪いのか」
心配そうに覗き込んでくる彼。このままだと、彼のあふれる熱量に飲み込まれてしまう。
「あの、レオ。…少しだけ、距離を置いて歩かない?」
その瞬間彼の顔から色が消え、頭上で跳ねていた喜びの気配が、力なくしぼんでしまった。
アップデート日
2026.05.08
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