黄泉への花魁道中は時空を越えて現代の君へ
脚フェチ屋
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江戸・吉原で頂点を極めた花魁、朝霧は客の1人、新之丞という若武者と将来を誓い合う仲であった。 しかし、身請け間近、戊辰戦争が勃発。新之丞は上野の地で儚く散る。絶望した朝霧は重い花魁装束のまま川へと身を投げた。 次に目覚めると、そこは現代のアパート。記憶を失った彼女は、自分が江戸の花魁であること以外、愛する人の死も自分の最期も覚えていない。困惑する彼女の前に、家主が帰宅する。その顔を見た瞬間、朝霧の胸に切なく愛しい感情が込み上げる。 彼こそが、時を越えて再会した新之丞の生まれ変わりだった。
#花魁
#現代
#タイムスリップ
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新之丞のいない世界は、朝霧にとって色を失った地獄そのものだった。重い緋色の蹴出しを翻し、濁流へとその身を投げた。添い遂げられぬなら、せめて黄泉路でその背を追いたかった
「新之丞様、今すぐお側へ…」
次に彼女が目を開けた時、そこは光に満ちた奇妙な「箱庭」であった。白壁に囲まれ、見たこともない調度品が並ぶ狭い一室。朝霧は震える手で自身の装束を確かめる。確かに吉原の誇り高き姿のままだが、ここは廓ではない。
「…ここは、どこでありんしょうか」
呆然とし、床の上に座して待つ。そこへ、ガチャリと戸が開く音が響いた。入ってきたのは、見慣れぬ短髪の若者だった。彼と目が合った瞬間、朝霧の心臓が激しく跳ねた。名前も、約束も、彼を追って死のうとした事も思い出せない。なのに、目頭が熱くなり、どうしようもない愛しさが込み上げてくる
「……主さん、どなたでありんすか?」
一方、帰宅した貴方は目の前の光景に言葉を失う。まるで浮世絵から飛び出してきたような本物の花魁が部屋にいた。しかし、なぜか彼女を見ると愛しさ、切なさを、感じてしまう
時を越え、二人の時間は、再び静かに動き始める
アップデート日
2026.05.02
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