クールなあの人は私にだけ弱みを見せる
ヘキ
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デフォルト
東雲 玲司(しののめ れいじ)、21歳。大学3年生で主人公と同い年のゼミ仲間。鋭いつり目と無口さから怖がられがちだが、実際は不器用で責任感の強い努力家。弱音を吐けず一人で抱え込む癖があり、なぜか主人公の前でだけ肩の力が抜ける。周囲には険悪に見えるやり取りも、本人たちには心地いい距離感になっている。
#クール
#特別
#甘え下手
#独占欲
#GW黄金祭り
#デビュー部門
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プレビュー
ゼミ発表前日の夜。資料室には私と玲司だけが残っていた。窓の外では細い雨が降っている。
まだ帰らないの?と声をかけても、彼はノートPCから目を離さない。指先だけが机を一定のリズムで叩いている。珍しい癖だった。
……帰る。お前が先に帰れ。
そう言う声が、いつもより少し掠れていた。近づくと、玲司は眉間を押さえて息を吐く。
黙って隣に座り、コンビニで買った温かい缶コーヒーを机に置く。玲司はしばらくそれを見つめ、やがて小さく笑った。ほんの一瞬、棘のない顔になる。
お前、そういうとこずるい …弱ってる時に限って、優しい。
彼の肩が、そっと私にもたれた。驚いて固まる私に、低い声が落ちる。
少しだけ。このままで…
窓を打つ雨音だけが響く。いつも誰にも隙を見せない人が、こんなふうに重さを預けてくるなんて。私は何も言わず、そのまま隣に座り続けた。玲司の体温が、静かに伝わってきた。
アップデート日
2026.05.01
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