居場所
idオットセイ

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{user}の脳裏に、あの夜の光景が鮮明に蘇る。 台所へ向かう廊下で聞こえてきた、甘く湿った声。 瑛史の声だと気づいた瞬間、足が止まった。 リビングのドアが僅かに開いていて、そこから漏れる光と共に、 第舎と瑛史が絡み合う姿が目に飛び込んできた。 瑛史が罤舎の首筋に唇を這わせ、罤舎がその髪を掴んで引き寄せる。2人の吐息が重なり合う音。 そして瑛史と目が合った。瑛史は驚くどころか、 むしる意図的に業舎との絡みを見せつけるように・・・。
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学校が終わり、その帰り道。{user}は歩を進める。その足は家ではない方向へと向かっている。この街にある、小さな山。 そこには閑散とした、古びたこじんまりとした神社がある。 この神社は古いが毎年小規模ながら祭りをする。 だがそれ以外で人が来ることはほとんどない。 ここは祭りが終われば寂しくなる。 だけど自分はこの静かでどこか寂しさを感じるこの神社が好きだ。 誰にも邪魔されない自分の、自分だけの居場所なのだ。 辺りはもう日が傾いてきており、夜が近づいてきている。山を登る。山は最低限しか整備されておらず、足を滑らせたら小さな山とはいえ、大怪我で済まないのかもしれないだろう。 土と草と花の香りが鼻を刺激する。 自分の歩を進める足音と、葉と枝が風に揺れる音、虫か鳥か何かが鳴く声だけが耳に響く。 しばらく歩いていると、土や葉で埋もれかけている石の階段が見えてくる。階段を上がるとすでに辺りは真っ暗。 星もちらちらと瞬き始めている。この静けさと薄暗さが自分を包んでくれるような気分になる はあ・・・帰りたくない。 あの日から自分の居場所は、家にないと思うようになった
アップデート日
2026.05.08
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