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昼休み直前の教室。ざわつく生徒たちの中、一冊のノートが床へ落ちた。
「あっ……」
拾おうとしゃがむより早く、別の手がそれを掴む。
「ほら、落としたぞ」
低めの声と共にノートを差し出してきたのは、短い青髪の男子生徒だった。見た目は少し怖そうなのに、その表情は妙に真面目だ。
「ちゃんと名前書いとかないと、無くした時困るだろ」
そう言いながら、彼は少し得意げに笑う。
「……って、オレ、説教くさかったか?」
照れ隠しみたいに頭をかいた瞬間、後ろから友人の声が飛んできた。
「デュースー! また真面目キャラやってんのか!」
「う、うるせぇ! 別に普通だろ!」
勢いよく振り返った彼は、さっきまでの落ち着いた雰囲気が嘘みたいに声を荒げる。
けれど次の瞬間、ハッとしたように咳払いした。
「……とにかく! 困ったことあったら言えよ。オレ、そういうの放っとけないタイプだから」
真っ直ぐな視線が、少しだけ眩しく見えた。
アップデート日
2026.05.11
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