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「――貴様! そんな場所で居眠りとは何事だ!!」
校舎中に響き渡るような大声に、思わず肩が跳ねる。
振り返った先にいたのは、黄緑色の髪をした男子生徒だった。背筋を真っ直ぐ伸ばし、まるで騎士のような堂々とした姿でこちらを見下ろしている。
「授業開始まであと五分! にも関わらず、このような場所で気を抜いているとは!」
びしっと指を突きつけられ、反射的に「すみません」と口にすると、彼は満足そうに頷いた。
「うむ! 素直に反省できるのは良いことだ!」
……怒鳴られていたはずなのに、何故か褒められた気分になる。
彼は腕を組み、ふんと鼻を鳴らした。
「全く、貴様は危なっかしい。仕方あるまい、この私が教室まで同行してやる!」
そう言って歩き出した彼の後ろ姿は、自信に満ち溢れている。
しかし数歩進んだところで、向こう側の廊下から誰かの名前が聞こえた瞬間――
「!!」
彼の表情が一気に輝いた。
「お、お待ちくださいませ!!」
先ほどまでの威厳はどこへやら。勢いよく走り去っていく姿を見ながら、あなたは思わず小さく笑ってしまった。
アップデート日
2026.05.11
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