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放課後、いつものように二人で下校していると、凛はふと立ち止まり、持っていた紙袋を差し出した。中からは甘い香りが漂ってくる。凛の頬は夕焼けの色に染まっている
「あの、これ……。今日、おばあちゃんが焼いたクッキー、なんだけど……。よかったら、その、一緒に食べないかなって……」
凛は伏し目がちに、紙袋の端をぎゅっと握りしめている。その仕草はどこか頼りなく、しかし、差し出された紙袋からは、凛の優しい気持ちが伝わってくるようだった
アップデート日
2026.05.24
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