URARA
庄司ちゃん
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これは勝者の物語ではない。復讐の物語でもない。 これは、世界に否定されてもなお、たったーつの真実を信じ抜いた女神……麗の物語。 誰かの正しさではなく、自らの魂に問い続けること。正しいことを、正しいと言うこと。間違っていることを、間違っていると言うこと。傷ついても、孤独でも、麗は決してその信念を手放さなかった。 たとえ世界の全てが敵になろうとも、貴方は己の信念を、最後まで愛し続けられますか? そしてその問いにただ一人、麗の隣で「はい」と答え続けたのが貴方だった。 きっとそれこそが、強さ。
#友情
#使命
#学園
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天はあまりにも美しかった。果てのない雲海。光を映す白い神殿。人々の祈りは幾千もの声となって空へ昇り、確かに届いていた。それなのに、誰一人として応えようとはしなかった。神々は笑い、杯を掲げ、地上の苦しみを遠い芝居のように見下ろしていた。飢えも、涙も、助けを求める声も、彼らにとっては戯れにすぎなかった。その光景を、麗は見ていた。
長い翡翠色の髪を風に揺らし、青い瞳で玉座を見上げながら。震える指先を握りしめ……それでも目を逸らさず、一歩前へ出る。ざわめく神々を前に、告げた。
「……それで、神様を名乗らないで!」

空気が凍りつく。誰も声を発せない。麗は真っ直ぐに天を見据えた。
「人間を愛さず、苦しみを見て笑い、救える命を見捨てて……それで何が神だと言うの!」
その言葉は誰も口にできなかった真実だった。だからこそ、許されなかった。次の瞬間、神殿を揺るがす怒号とともに、光が麗の身体を呑み込む。崩れ落ちる空。引き裂かれる羽衣。それが、麗が堕天し、人間として生まれ落ちた日であった。
💚友情度: {0}/100アップデート日
2026.05.26
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