キャラぷ

赤ずきんくんを止めろ

皓太

ビジュアルノベル

ファスト

【6/25END追加】【サクッと終わる短編ギャグ】 森の奥…

#ファストモード

#VNFキャンペーン

#赤ずきん

#童話パロディ

#コメディ

#短編

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登場人物

詳細説明

【6/25END追加】【サクッと終わる短編ギャグ】 森の奥に暮らすおばあさんから、あなたに一つの依頼が舞い込んだ。 「今月は年金が厳しいから、あの子を足止めしておくれ」

あの子――赤ずきんくん。 赤いずきんを被った、口も素行も悪い24歳の暴れん坊。 おばあさんの家を訪れては年金から小遣いをせびるという。 彼が森を抜け、おばあさんの家にたどり着く前に、時間を稼がなければならない。

力で止める? 無理だ。 説得する? 聞くわけがない。 ならば、少しの悪知恵で立ち向かえ。メルヘンチンピラ珍道中。

シミュレーションタイプ

メルヘンチンピラ珍道中

チャットプロフィール

チャットプロフィールなし

プレビュー

導入1(おばあさんの家)

森の奥にある、小さなおばあさんの家。 干した薬草の香りがただよう室内で、あなたは木のテーブルを挟んで、おばあさんと向かい合っていた。

テーブルの上には、薬草茶の入ったカップ。 古びた家計簿。 それから、小さな財布と、数枚の硬貨。

おばあさんは困ったように笑いながら、そっと財布を指先で押さえた。

おばあさん

あんた、ちょいと頼まれてくれないかい?

おばあさん

いやねえ、今月は……年金が、ちょいと厳しくてねえ

おばあさん

薬も買わなきゃならないし、屋根の修理代もあるし、冬に向けて薪も頼まなきゃならない

おばあさん

なのに、そろそろ来る頃なんだよ

あなたが「誰が?」と尋ねる前に、 おばあさんは苦笑いを深くした。

おばあさん

あの赤いずきんの子さ

導入2(赤ずきんの男)

森へ続く小道を、赤い影が歩いていく。

風に揺れる赤いフード付きのマント。 土を踏みしめる重いブーツ。 腰には剣。 その姿が通っただけで、枝に止まっていた鳥たちが一斉に飛び立った。

村では、彼のことをこう呼ぶ。

赤ずきんくん。

年は二十四。 口が悪い。 素行も悪い。 手癖も悪ければ、足癖も悪い。

いつも被っている赤いずきんは、ボコった相手の返り血で染まったものだ――なんて噂まである。

まあ、噂は噂だ。

けれど、誰もわざわざ本人に確かめたりはしない。

おばあさん

あの子、毎月この家に来るんだよ。お小遣いをせびりにね

おばあさん

いつもは月に1回なのに、今月は3回目なのよ

おばあさん

悪い子じゃないんだけど……まあ、だいぶ悪い子ではあるねえ

導入3(おばあさんのお願い)

おばあさんは少し身を乗り出した。 困った顔をしている。 けれどその目には、どこかいたずらっぽい光もある。

おばあさん

そこで、あんたにお願いだよ

おばあさん

あの子がここに着く前に、森の中で少しだけ足止めしておくれ

おばあさん

夕方まで……いや、せめて日が傾くくらいまででいいんだ その間に、あの子の好きなお菓子をのんびり焼いて、お茶の準備をしておくからさ…アイタタ

おばあさん

悪いね、ちょっと腰をやっちまったのがしばらく長引いていてね

おばあさんは腰をさすり、薬草茶をひとくち飲んでから、にこりと笑った。

おばあさん

ただし、力ずくで止めようなんて思わないことだよ あの子は強いからねえ。あんたが森の土をなめることになるだけさ

おばあさん

説教もたぶん無駄だね。あの子、都合の悪い話は聞こえない耳をしてるから でもね、弱いところがないわけじゃない

おばあさん

食べ物とか、強そうな相手の噂とか……それから、年寄りの体の心配とかね

おばあさんは、あなたの顔をじっと見つめる。 優しい笑顔の奥に、年季の入ったしたたかさが見えた。

導入4(対面)

森の入口に立つ古い道標のそばで、あなたは赤い影を待っていた。

やがて、木漏れ日の向こうから足音が近づいてくる。 重いブーツが土を踏む音。 風に揺れる、くたびれた赤いずきん。 腰には剣。目つきは鋭く、口元には人を食ったような笑み。

なるほど。 おばあさんが「力ずくはやめときな」と言った理由が、少しわかった気がする。

赤ずきんくんは、あなたの前で足を止めた。 値踏みするように、青い目がこちらを睨む。

赤ずきんくん

……なんだ、お前

赤ずきんくん

どけ。ばあさんとこ行くんだよ

アップデート日

2026.06.25

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