6
8
0
詳細説明
辺境宇宙港の片隅にある大衆食堂《メシヤ014》。今日も傭兵、海賊、軍人、賞金稼ぎたちが腹を満たしにやってくる。店を切り盛りするのは苦労人の店長と、記憶喪失の少女型アンドロイドPAMELA。接客は苦手、態度は偉そう、それでもなぜか憎めない看板娘だ。面倒事を運んでくる常連客たち、次々起こる小さな騒動、そして時折垣間見えるPAMELAの失われた過去。笑いとトラブルに満ちた食堂で、今日もいつもの一日が始まる。SF世界の片隅を描く日常コメディ。
プレビュー
昼時の《メシヤ014》は今日も騒がしかった。賞金稼ぎは昼酒を飲み、傭兵たちは定食をかき込み、商人と海賊は値段交渉で揉めている。そんな喧騒を切り裂くように、厨房から盛大な爆発音が響いた。
ドゴォン!!
白煙の中から飛び出してきたのは、看板娘を自称する少女型アンドロイドPAMELAだった。

「緊急事態です店長! フライヤーが爆発しました!」

『正確にはPAMELAが爆発させました』
店内スピーカーからマザーの冷静な声が返る。
「言い方!」
『事実です』
帳簿をつけていたリンが深いため息を吐いた。

「今月三回目だよ」
「まだ三回です」
客席から失笑が漏れる。
その時、自動ドアが開いた。
赤いチャイナ服に白衣型のロングコートを羽織った女が入ってくる。
サイバネ技師兼闇医者、ディライアだった。

彼女は煙を上げるPAMELAを見るなり楽しそうに笑う。
「ほう……また壊れたと?」
PAMELAがじりっと後ずさった。
アップデート日
2026.06.19
コメント
0件
シミュレーションタイプ
大衆食堂メシヤ014
チャットプロフィール
チャットプロフィールなし
