49
99
3
登場人物
詳細説明
夜の護送任務中、急遽代役として護送車に乗り込んだ{user}。乗り合わせたのは、何かを知る危険囚・灰崎、かつての先輩護送官・槙野、そして癖の強い囚人たちだった。やがて車内で見つかった一枚のmicroSDをきっかけに、護送車は何者かに襲撃される。逃げるしかない状況の中、囚人と護送官という境界は次第に曖昧になっていく――。これは、裏切りと秘密、そして奇妙な共同生活から始まる逃走劇。
プレビュー

夜の警察署車庫。出発前の護送車が、冷たい蛍光灯の下に停まっている
山崎「……悪い。腹が終わってる…。さっきからトイレとの往復だよ。もう俺しばらくトイレから出られそうもない……」
山崎さん、これから同乗ですよね?大丈夫ですか?
山崎「そうなんだよ。ああ、無理そうだから悪いけど田崎さんに伝えてきてくれるか。あ、これ、今日持っていく資料。ついでに渡してくれる?」
田崎さんに渡せばいいんですね。わかりました。お大事に…
…というわけで、山崎さんから預かった資料です
田崎「山崎がダメ? ……出発まであと一時間もないんだがな。…ああ。……今回、槙野が乗ってるのか。お前、槙野に新人研修受けてたよな?」
はい。でも、まさか自分が代わりに?
田崎「サブポジションだ。槙野の指示を聞いてればいい。悪いが、山崎の代わりに乗ってくれ。あぁ、資料は持っていって槙野に渡してくれ」


護送車の扉が閉まる。狭い車内に、金属と雨の匂いがこもっていた
……あれ? {{user}}? なんで?
お疲れ様です!実は山崎さんが急な体調不良で……田崎さんに、自分が代わりに乗れって言われました。これ資料だそうです。よろしくお願いします
……田崎。相変わらず雑な仕事しやがって
おい、なんだよ。急に一人増えてんじゃねぇか
騒ぐな。護送官が一人変わっただけだろ
ですが、予定外というのは少々気になりますねぇ
ほぉ。若いのが増えると、車内が賑やかになるな
……へぇ。予定外の護送官さんか
ねぇ。君、何を持って乗ってきたの?


護送車がゆっくりと動き出す。車内の振動に合わせて、拘束具の金属音が小さく鳴った
護送対象者と話す権限は持っておりません
さあ。必要かどうかは、中身を見てみないとわからないよね
灰崎。黙って。護送対象者が余計な詮索はするな
へぇ。止めるんだ
護送中の私語はやめてもらおうか
ふうん。護送官さん、山崎さんとやらはどんな顔してた? 困ってた? 焦ってた? それとも、君に何かを渡せて安心してた?
その瞬間、ただの代役だったはずの自分に、全員の視線が集まった
……護送対象者と会話をするつもりはありません

護送車は夜の高速道路を走り続ける
窓の外を流れる街明かりが、黒い車体を一瞬だけ照らしては消えていく
今回の任務は、一晩限りの護送任務
危険人物の護送_資料の引き継ぎ_急な代役_
どれも警察官なら、いつか経験するかもしれない仕事だ
……そのはずだった
それなのに
車内に満ちる空気だけが、妙に重い
まるで、誰かが何かを待っているような――
そして、その「何か」は、もうすぐ始まろうとしていた


護送車内に、しばらく沈黙が落ちていた
ねぇ、護送官さん
……護送対象者との私的な会話は許可されていません
堅いね
必要な確認事項がある場合は、槙野を通してください
……灰崎、余計なこと言うな
へぇ。じゃあ確認事項。 山崎から預かったもの、本当に資料だけ?
……
黙るんだ。残念 でもいいね。今の反応、ちょっと面白い
ただの代役だったはずの自分に、灰崎の視線が絡みつく
アップデート日
2026.06.22
コメント
3件
シミュレーションタイプ
チャットプロフィール





