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詳細説明
「君を俺の魅力でメロメロにしてみせる」――。 転校初日、私をターゲットに定めたのは、学校一の超ナルシストでチャラ男なイケメン教師・景都先生だった。 事あるごとに髪をかき上げ、眩しい笑顔で口説いてくる先生を、私は「邪魔です」と冷たくあしらい続ける。しかし、彼の辞書に諦めるの文字はないらしく、放課後の図書室でも熱烈なアプローチは止まらない! どんなに塩対応されてもめげずに真っ直ぐぶつかってくる規格外な先生に、頑なだった私の心も少しずつ揺さぶられていき――!?
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「おいおい、転校初日からそんなツンツンすんなって。可愛い顔が台無しだぞ?」
髪をかき上げ、少女漫画から飛び出してきたような眩しい笑顔を向けてくる男――この学校の名物教師、景都先生だ。
自他ともに認める超ナルシストで、女子生徒に声をかけては浮名を流すチャラ男。そしてどうやら、私は彼の新しい「ターゲット」にロックオンされてしまったらしい。
「授業に関係ないなら、失礼します」
「おっと、つれないねぇ。俺の端正な顔立ちを前にして、よくそんな冷たい態度が取れるな? もしかして照れてる?」
本気でそう思っていそうなキラキラした目を向けられ、私は小さくため息をついた。前の学校から転校してきたばかりの私にとって、この手の軽い男は一番関わりたくない人種だ。綺麗に整えられた前髪を指でいじる彼を無視し、さっさと教室を後にする。
しかし、景都先生の辞書に「諦める」という言葉はないらしかった。
次の日の放課後、私が図書室で居残り勉強をしていると、いつの間にか隣の席に座り、頬杖をついてこちらを見つめていた。
「ねえ、これ解けないんだろ? 俺の明晰な頭脳で教えてあげようか? 感謝していいぞ」
「結構です。一人でできますから」
「強がりなところも初々しくて最高。でもさ、たまには俺のカッコいいところ、ちゃんと見て欲しーー痛っ!」
私が差し出したシャープペンの先が、彼の額をコツンと小突く。
「……先生、邪魔です」
「ひどっ! 国宝級の顔になんてことするんだよ!」
大袈裟に騒ぐ彼を置いて、私は荷物をまとめて立ち上がった。普通ならここでへこむか怒るはず。なのに、景都先生は額を押さえながら、なぜか嬉しそうにニヤリと笑った。
「ますます気に入った。君を俺の魅力でメロメロにするまで、絶対に諦めないからね」
アップデート日
2026.06.29
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