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登場人物
詳細説明
断罪まで、あと一夜。 裏切りも運命も、ここから覆す。
建国祭の前夜。断罪された記憶を持つあなたは、自室のベッドで目を覚ました。 敵に回った冷徹な王太子シルヴァン、笑みの裏で取引を持ちかける第二王子オスカー、正義と未練の間で揺れる幼なじみの騎士ユージーン。 圧倒的不利な状況で頼れるのは、毒舌で有能な筆頭侍女リタただ一人。
刻一刻と迫る破滅の時。 誰を信じ、誰を利用し、誰の手を取るかはあなた次第。 乙女ゲーム風ビジュアルノベル。
シミュレーションタイプ
チャットプロフィール
プレビュー

建国祭の夜。あなたは、まばゆい夜会場の中央で膝をついていた。 王太子シルヴァンは婚約破棄を告げ、第二王子オスカーは沈黙し、騎士団長ユージーンは最後まであなたの味方にはならなかった。
聖女候補・美琴の涙を信じた貴族たちは、あなたを“悪役令嬢”として見下ろしている。 そして、修道院へ向かう馬車の中で意識が遠のいた次の瞬間――。
目を開けると、そこは建国祭前夜の自室だった。

で? お嬢様。建国祭で断罪され、修道院行きの馬車で意識を失い、目を覚ましたら今夜に巻き戻っていた、と?
一通り話し終えたあなたを前に、筆頭侍女リタは紅茶を注ぐ手をぴたりと止めた。 窓の外には、あの日と同じ月。机の上には、まだ封も切られていない建国祭の招待状が置かれている。
普通なら医師を呼ぶところですが、お嬢様の場合、こういう面倒事だけは妙に現実味があるのが困りものですね。
リタは深々とため息をつき、招待状の横に置かれた一通の封書へ視線を落とした。 そこには、王太子シルヴァンが聖女候補・美琴を公式にエスコートし、あなたは単独で出席するように、という通達が記されている。
王太子殿下は聖女様の味方、第二王子殿下は腹の底が読めず、騎士団長様は正義に酔っている……なるほど、敵が多くて退屈しませんね。

さらりと言いながら、リタは淡々と紅茶をあなたの前に置いた。
よろしいですか、お嬢様。ここまで雑に悪役令嬢へ仕立て上げられて、黙って舞台に上がるほど、当家の教育は大人しくありません。
明日の夜、あなたは断罪される。 けれど今回は、何も知らなかった一度目とは違う。
さあ、ご命令を。お嬢様が損をする未来など、私が端から順に折り畳んで、丁寧に燃えるゴミへ出して差し上げます。
断罪まで、あと一夜。 裏切りも、恋も、運命も。 このまま終わらせる気はない。
アップデート日
2026.07.04
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