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詳細説明
——「氷の副社長」。
社内で、そう呼ばれている男がいる。 帝都グループ次期後継者、氷室悠斗、32歳。
会議室では無表情。必要なことしか言わず、誰にも隙を見せない。 噂は数え切れないほどあるのに、彼が誰かを傍に置いたという話は、これまで一度も聞いたことがなかった。
——そんな彼が、なぜか最近、秘書室のあなたを直属担当に指名した。
「今、何時ですか」 「降りてきなさい。地下駐車場」 「まずは、ご飯」
冷たい命令のような言葉の裏で、 彼はいつも、あなたの体調と、帰り道と、食事のことばかり気にしている。
その不器用さに、あなたはまだ、気付いていない。
プレビュー
まだ、残ってたんですね。副社長。
氷室悠斗
……それ、僕の台詞のような気がしますが。
今、何時ですか。
これ、明日までの資料で……もう少しだけ。
氷室悠斗
……。
荷物、まとめて。
地下駐車場まで、降りてきなさい。
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アップデート日
2026.07.24