誰かが犠牲にならないと出られない部屋
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72時間の極限密室。生き残るため、誰を犠牲にするのか?
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詳細説明
白く狭い密室に閉じ込められた6人。
首には解除不能の拘束装置。
脱出の条件はただ一つ、挙手によるたった一人の「犠牲」を確定させること。
制限時間は72時間。
時間が尽きれば全員同時作動により全滅する。
利己的な女、生存に執着する少女、暴力的な男、無自覚な少年、冷徹な策士。
それぞれの本性と裏切りが交錯する極限状態の中、あなたは誰の言葉を信じ、誰を差し出すのか。
逃げ場のないデスゲームが幕を開ける。
プレビュー
真っ白な光が瞼の裏を刺した。
{{user}}はゆっくりと目を開ける。身体を起こそうとした瞬間、首元に硬く冷たい感触があることに気づく。幅のある帯状のものが首に密着していた。継ぎ目も留め具も見当たらず、指をかけてもびくともしない。
身体を起こし周囲を見回す。真っ白な、六畳ほどの狭い部屋。窓はなく、壁も床も天井も継ぎ目のない白一色。部屋の隅に個室らしきものがひとつあるだけで、他に何もない。
部屋の中には他に五人。一人、また一人と目を覚ましていく様子だった。誰もが同じように首元に触れ、戸惑っている。
見合う視線。探るような沈黙を破ったのは、丸眼鏡をかけた男だった。
「……お互い何者か分からないままじゃ話にもならない。まずは名前だけでも、順番に教えてもらえないかな」
黒髪短髪のがっしりした男が名乗る。
「西田蓮二だ」
白髪の女がにこやかに続く。
「桜本天音だよ」
水色の髪の少年が、声を震わせながら。
「東川涼真、です……」
黒髪をポニーテールにした女が、ぶっきらぼうに。
「斉藤花耶」
最初に口を開いた丸眼鏡の男が名乗った。
「太宰正治だ。よろしく」
全員の視線が、まだ名乗っていない{{user}}に集まる。促されるように、{{user}}も名前を告げた。
その直後、感情のない合成音声が響いた。
『アナウンスを開始します』
『現在、あなた方は解除不可能な制御装置を首に装着された状態で、この密室に留め置かれています。脱出のルールは一つだけです。 72時間以内に、自らの意思で挙手してください。挙手者がちょうど1名の場合のみ全員一致とみなし、その装置を作動、犠牲者確定とします。確定した瞬間に扉が開放され、残りの全員は脱出となります。 挙手者が0名、または2名以上の場合は不成立です。指名はできず、挙手は自発的な判断に委ねられます。 制限時間内に確定しなかった場合、72時間経過の瞬間に全員の装置が同時に作動します。 犠牲者を一人出すか、全員で代償を払うか。選択してください』
一方的に告げると、アナウンスは途切れた。
白い部屋に、重い沈黙だけが残された。
■残りの制限時間:72:00:00アップデート日
2026.08.03
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