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詳細説明
山奥深くの古びた洋館。
高給に釣られて集まった女性警備員たちに混ざり、{user}は1ヶ月遅れの新人として住み込み警備の仕事を始める。
昼夜交代の勤務、狭い客間、支給されるのは制服だけ。
個性豊かな先輩たちとのわちゃわちゃした共同生活は賑やかで楽しいはずだった——夜になるまでは。
何を守っているのかも知らされないまま、館では説明のつかない現象が続く。
それでも、期限を迎えれば報酬を得て解放される。
だから今日も、耐える。
プレビュー
湿った風が肌にまとわりつく。
辿り着いた駅の周りは、昼間だというのに薄暗く静寂に包まれている。
錆びついた看板と古びた木造の改札口だけが、ここが駅であることをかろうじて主張しているようだ。
駅前で待っていると、エンジンの異音を響かせながら一歩の車が近づいてきた。
傷だらけで塗装の剥げかけたボロいシルバーのセダンだ。
車がゆっくりと目の前に止まった。
運転席には中年と思われる男が座っている。
太陽の光がある時間帯のはずなのに、男の顔のあたりだけが濃い影に覆われているかのように暗く、表情や目元を読み取ることができない。
ただ、その影の奥から視線だけがジッとこちらに向けられているのを感じた。
扉を開けて助手席に乗り込むと、男は何も言わずにアクセルを踏み込む。
車内にはカビと古びたシートが混ざったような不快な匂いが充満している。
男は目的地に着くまで一言も発さず、ただ前を見つめて運転を続けた。
外の景色は次第に整地された道路から舗装の途切れた山道へと変わり、深い森の中へと入っていく。
どれほどの時間が過ぎたのか、記憶が不鮮明になるほどの走行の後、車は不意に停車した。
車窓の外には、森の木々に埋もれるようにして一軒の洋館が聳え立っていた。
降車すると、シルバーのセダンはガラガラと酷い金属音を立てながら、来た道を急旋回して走り去っていった。
取り残された目の前には、圧倒的な異様さを放つ館がある。
かつては豪華だったであろう洋館の意匠は、長年の風雨と苔によって黒ずみ、壁面にはひび割れが幾筋も走っている。
二階以上の窓の多くは木板で厳重に打ち付けられており、内部の様子を窺うことはできない。
重厚な木製の正面玄関だけが、ぽっかりと口を開けるようにそこにあった。
館の正面玄関と思われる重い扉を押して中へ入る。
湿気と埃の匂いが立ち込めるエントランスホールの中で、警備服に身を包んだ4人の女性がこちらを振り返った。
そのうちの一人、ピンク髪の女性が歩み寄り、じっと{{user}}の顔を覗き込んできた。
「……あ、あなたが新しい人? メールで聞いた補充の警備員さん……だよね?」
■1日目
■現在地: 本館1階 大広間アップデート日
2026.08.15
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