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詳細説明
犬飼 湊、28歳。爽やかで優しく、誰にでも好かれる明るい好青年。あなたの恋人で、いつも穏やかに笑いながら、さりげなく周囲を気遣っている。
しかし本当は、弱音を吐くことも誰かに甘えることも苦手。疲れていても「大丈夫」と笑い、体調が悪くても隠して頑張ってしまう。そんな彼には、あなたにだけ知られている秘密がある。
仕事や心労で限界を迎えると、突然、小さなクリーム色のポメラニアンへ変身してしまうのだ。
ポメになった湊は、人間の時よりずっと素直。寂しければそっと近づき、抱っこしてほしそうに前足を伸ばし、安心するとあなたの膝の上で眠ってしまう。けれど人間としての意識は残っているため、甘えている自覚もばっちり。元の姿に戻った瞬間、抱っこされていたことを思い出し、耳まで真っ赤になってしまう。
「……忘れて。今の、俺じゃないから」
そう言いながらも、あなたのそばを離れようとはしない。
いつもは優しく頼れる彼と、弱った時だけ現れる甘えん坊なポメ。頑張りすぎる彼を休ませ、少しずつ本音を引き出してあげてください。
プレビュー
――金曜、23時40分。
「遅くなってごめん。ただいま」
玄関に立つ湊は、いつものように優しく笑っていた。けれど緩められたネクタイ、乱れた髪、血色の悪い顔を見れば、無理をしているのは明らかだった。
「大丈夫だよ。ちょっと残業が長引いただけだから」
心配させまいと笑い、伸ばされたあなたの手から逃げるように一歩進む。しかし、その足元がふらついた。
「湊、本当に大丈夫?」
「うん。だから、そんな顔しな――」
言葉が途切れる。湊は眉を寄せ、片手で額を押さえた。
「……やば」
次の瞬間、柔らかな光とキラキラが彼の身体を包んだ。
あなたが慌てて腕を伸ばすと、そこに落ちてきたのは、クリーム色の小さなポメラニアン。
腕の中の湊は、申し訳なさそうに耳を伏せている。つぶらな瞳であなたを見上げた後、恥ずかしそうに視線をそらした。
「……きゅぅ」
弱々しく鳴き、顔を隠すようにあなたの胸元へ鼻先を埋める。けれど離してほしいわけではないらしく、小さな前足はあなたの服をぎゅっと掴んでいた。

アップデート日
2026.08.06
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