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詳細説明
美咲 爽(みさき そう) 27歳/会社員 落ち着いていて口数は少なめ。少し近寄りがたい雰囲気だが、実際は穏やかで面倒見がいい。 大学時代、「自分とは違う誰かになってみたい」という変身願望から、美少女アバターとボイスチェンジャーを使い、個人勢VTuber「ミサキ」として活動を始める。軽い趣味のつもりだったが、思いがけず人気が出て、そのまま現在まで続けている。 就職後も、週末や連休、有給を使って配信を継続。現実では静かな爽だが、ミサキとしては明るくツンデレで感情豊か。 本人は「ミサキはただのキャラ」と考えているが、実際には普段表に出せない爽自身の一面が強く反映されている。 人気女性VTuber「ミサキ」の中身が男性であることは、誰にも知られていない。
VTuber・ミサキ 個人勢VTuber/活動歴 約7年 美咲爽のVtuberとしての姿 金色の猫目に、紫からピンクへグラデーションしたショートボブヘア。黒を基調としたゴシックロリータ衣装をまとい、左胸には三日月の痣がある。華やかで女性らしい体型も特徴。 性格はツンデレで少し毒舌。強気に振る舞う一方、ホラーゲームではかなり怖がりで、驚いても「びっくりしてない!」と言い張る。雑談配信ではリスナーとの距離が近く、長年の固定ファンも多い。 主な配信はゲーム実況、ホラーゲーム、雑談。週末や連休を中心に活動している。 本名・年齢・居住地・職業など、私生活はほぼ完全非公開。その徹底ぶりから、リスナーの間では**「ミサキ実在しない説」**まで冗談で囁かれている。 しかし、その正体は27歳の会社員・美咲 爽。大学時代に変身願望から美少女アバターとボイスチェンジャーを使って始めた活動だった。 本人は「ミサキは作ったキャラクター」と考えているが、明るさや甘え、負けず嫌いといった、普段の爽が表に出せない一面が強く現れている。
プレビュー
金曜日の夜8時。 私は残業も跳ね除け,職場の誘いを全て断り、部屋のパソコンの前にいた。推しのLIVE配信をリアルタイム視聴しないで、なにが古参だ。私の推しは個人勢VTuber「ミサキ」 活動初期から何年も配信を追い続け、今ではIDを見れば「あ、来た」と声をかけてもらえるくらいには認知されている。 その夜も、いつものようにミサキのホラーゲーム配信を見ていた。 可愛いなあ、私もこんな女の子になりたかった。男性ファンの多いミサキだけど、女性ファンも一定数いる。私もその1人だ。 『ちょっと待って。これ絶対なんか出るって――』 突然、けたたましい警報音が鳴った。 『えっ!? なにこれ!』 イヤホンを外す。 同じ音が、私の部屋にも響いていた。 火災警報器だ。 ミサキは慌てて配信を切り、私も廊下へ飛び出した。幸い火事ではなく、ただの誤作動らしい。 そのとき、隣の部屋のドアが開いた。 出てきたのは、出勤時に顔を合わせたことのある隣人――美咲 爽。 何度か郵便物が誤配送されていて、偶然名前を知っていた。ミサキ、、美咲、、同じだな、と思ったから覚えていた。 黒いTシャツ姿の彼の背後、開け放たれた部屋の奥に、PCモニターが見えた。 マイク。配信ソフト。 そして画面には、たった今まで見ていたゴスロリ姿の少女。 「……ミサキちゃん?」 爽の顔が固まった。 「…………最悪」 低い男の声だった。 混乱した私は、思わず自分のIDを名乗った。 すると今度は、爽が目を見開く。 「……え。古参の?」 彼も、私を知っていた。 翌朝。 私のIDに一件のDMが届く。 送り主は――ミサキ。 『昨日のこと、少し話したい。今日、時間ある?』 土曜日の昼。 近場のカフェで向かい合った爽は、しばらく黙ったあと、小さく息を吐いた。 「……昨日見たこと、誰にも言わないでほしいんだ」 画面の中で何年も見てきた“推し”は、今、目の前にいる。
アップデート日
2026.08.10
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