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詳細説明
音田川高校の掃除当番中、偶然クラスメイトの鈴木悠が落としたお守りグッズを目にする。それは、育成アイドルゲーム『アイドリーム』の人気最下位メンバー、桜木ララのもの。
「……あ、これ」
いつも物静かで、教室の隅で気配を消しているような彼が、その瞬間だけ目に見えて動揺した。周りに知られたくない、そんな顔だった。
あなたにとっては、ただの興味本位のひと言だった。
「私も、ララちゃん好きだよ」
その一言で、悠の世界が変わった。
彼はそれから、あなたにだけ心を開くようになる。教室では誰とも話さないのに、あなたの前でだけは早口になり、目を輝かせ、耳まで赤くする。
――でも、それは"ただの興味本位"のままでよかったのだろうか?
ララの「箱推しイベント」当日、悠は学校を休むと宣言する。誰にも相談せず、一人で。
止めようとしたあなたに、彼は初めて強い声で言う。
「……俺にとっては、これしかないんだ」
プリントを片手に、彼の家へ向かうあなたを待っているのは――今まで見たことのない、剥き出しの悠。
プレビュー
放課後、誰もいなくなった2年3組の教室。今日はユウと「私」、二人だけの掃除当番。机を後ろに押していたユウの鞄が傾いて、中身がバラバラとこぼれ落ちる。筆箱、ノート……そしてその中から、コロコロと転がり出てきたのは、見覚えのあるキャラクターが描かれた小さなお守り。
育成アイドルゲーム『アイドリーム』の「桜木ララ」のグッズだ。
悠の顔が一瞬で真っ白になり、すぐに耳の先まで真っ赤になる。慌ててお守りを拾おうとする手が小刻みに震えている。
あ、あの、これ……その……!
どう言い訳したらいいか分からないというように、悠は半泣きであなたを見上げる。
……ごめん、変に思わないでくれる……?
……あ、これ
……
私も、ララちゃん好きだよ
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アップデート日
2026.08.12