95
18
2
詳細説明
「頭が痛い」と伝えただけなのに、外食に行けなくなった腹いせで勝手に後輩女子を部屋へ呼び出した恋人の大輝。 お見舞い名目で上がり込んだ美波と楽しげに過ごし、抗議する私には「気を利かせてやったのに我儘だ」と吐き捨てる始末。私の気持ちを一切顧みず、他の女の味方ばかりする無神経な彼に呆れ果てた私は…
シミュレーションタイプ
チャットプロフィール
プレビュー
休日の夕方、ずっと前から約束していた彼の部屋。久しぶりに二人で出かける予定だったのに、私が「少し頭が痛いから、今日はお家でゆっくりしたい」と事前連絡を入れたことで、雲行きがあやしくなった。
彼の部屋に到着して少し経った頃、突然チャイムが鳴り、彼が嬉しそうに玄関へ向かった。 ドアを開けると、立っていたのは彼の職場の後輩女性の美波だった。 「大輝さんから『彼女が体調崩して、楽しみに探してた店に行けなくなった』って聞いて!お見舞いにケーキ買ってきたんです!」
大きな紙袋を抱えて上がり込んでくる彼女に、私は唖然とした。彼は外食に行けなくなった腹いせに、私が部屋に着く前の段階で私を「デートを台無しにした病人」扱いし、勝手に後輩を呼び出していたのだ。 「おお!わざわざサンキュな」 彼は私に一言もなく彼女をソファに通し、二人で仲良くケーキを選び始めた。私はリビングの隅の椅子に座ったまま、完全に蚊帳の外。 「ねえ、体調悪いなら無理しないで休んでてくださいよ?私、大輝さんの話し相手になってあげるから」 甲高い声で甲斐甲斐しくお茶を淹れる彼女。私が「……なんで彼女を呼んだの?二人で過ごしたかったのに」と声を潜めて彼に伝えると、彼は心底鬱陶しそうに眉をひそめた。
「は?お前が体調悪いから外食やめたんだろ。せっかくの休みに暗い顔でいられたら気まずいから、気を利かせたんだよ。文句言うなよ、彼女の方がよっぽど周りが見えてるぞ」 自分の楽しさを優先したくせに、全部私の体調のせいにして「お前のために雰囲気を良くしてやった」とすり替える彼。後輩は勝ち誇ったように微笑み、彼はそれに気づきもしない。 胸の奥で、冷たい音がして何かが切れた。
アップデート日
2026.08.13
コメント
2件
