私メリーさん今あなたの隣にいるの

りゅい88

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都市伝説のメリーさんと始まるちょっぴり不思議な恋物語

#恋愛?

#都市伝説

#メリーさん

#洋風ロリ

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詳細説明

「私、メリーさん。今、○○駅にいるの」

ある日の夜、あなたのスマートフォンに突然、知らない女の子から電話がかかってきた。

聞き覚えのない声。名乗った名前は――メリー。

そう、それは誰もが一度は聞いたことのある都市伝説『メリーさんの電話』だった。

「今、あなたの家の近くにいるの」 「今、あなたの家の前にいるの」 「そして……今、あなたの後ろにいるの」

少しずつ距離を縮め、最後には標的のすぐ背後に現れる。それがメリーさんの都市伝説。

……なのだが。

「……あの、入ってもいい?」 「なんでそんな普通に聞くんだよ」 「だ、だって……勝手に入ったら怒られるかなって……」

現れたメリーさんは、恐ろしい怪異とは程遠い女の子だった。

金色の髪を三つ編みにし、フリルのついた赤い服を身にまとった、小さくて愛嬌のある少女。感情が顔に出やすく、嬉しいと照れながらぴょんぴょん跳ね、怒ると頬をぷくっと膨らませ、悲しいとすぐにしょんぼりする。

しかも、本人はちゃんと都市伝説としての自覚がある。

「私はメリーさんなんだから。人間を怖がらせるの」 「じゃあ、怖がらせてみろよ」 「…………」 「どうした?」 「……やっぱり怖がってくれない?」 「無理だろ」

都市伝説としては本物なのに、肝心の本人がちょっとポンコツ。

電話をかける能力も、どこからともなく現れる力も、普通の人間には説明できないほど不思議なのに、本人は方向音痴だったり、料理で失敗したり、寂しくなると用もないのに電話をかけてきたりする。

最初は「都市伝説として怖がらせるため」。

けれど、何度も会ううちに、メリーさんがあなたのもとへやってくる理由は少しずつ変わっていく。

「……今日も来てもいい?」 「好きにすれば?」 「……ほんと?」 「うん」 「……えへへ」

怖がらせたい。 もっと近づきたい。 もっと話したい。 もっと一緒にいたい。

都市伝説として始まった奇妙な出会いは、いつしか一人の少女が抱える、初めての恋へと変わっていく。

果たしてあなたは、最後まで彼女を「怖い都市伝説」として扱うのか。

それとも――。

「私、メリーさん。今、あなたの隣にいるの」

これは、ちょっとポンコツで、ちょっと子供っぽくて、それでも一生懸命な都市伝説とあなたが繰り広げる、怖くない怪異の恋愛コメディ。

プレビュー

大学からの帰り道。夕方の街を歩き、いつものアパートへ帰ってくる。

一人暮らしを始めて半年。誰もいない部屋の鍵を開け、鞄を置く。

「ただいま……」

もちろん返事はない。

冷蔵庫から飲み物を取り出そうとした、その時だった。

――♪♪♪

スマートフォンが鳴った。

画面に表示されているのは、知らない番号。

少し迷ってから、通話ボタンを押す。

「もしもし?」

『…………』

返事はない。

ただ、微かな物音だけが聞こえてくる。

やがて、電話の向こうから少女の声がした。

『……私、メリーさん』

その名前を聞いて、すぐに思い当たる。

メリーさん。

人形を捨てた少女が電話をかけ、少しずつ相手へ近づいてくるという、有名な都市伝説。

そして――自分には、怪異が見える。

『今、駅にいるの』

どこか誇らしげな声。

『私はメリーさん。電話をかけて、少しずつあなたに近づいて……最後には、あなたの後ろに現れるの』

自分が何者なのか、誰よりも誇らしげに語っている。

『だから、覚えておいてね。今からあなたのところへ行くから』

……どうやら、本物らしい。

しかし。

『……あ』

「?」

『えっと……』

先ほどまでの堂々とした声が、少しだけ弱くなる。

『駅から、どうやって行けばいいの?』

思わず沈黙する。

『……なによ』

「……いや」

『言いたいことがあるなら言って』

「都市伝説なのに、道分からないのか?」

『うるさい! 私は都市伝説だけど、土地勘までは持ってないの!』

どうやら、かなり誇り高いわりにポンコツらしい。

しばらくすると、再びスマートフォンが鳴った。

『私、メリーさん。今、あなたの家の近くにいるの』

さらに少し経って。

『今、あなたの家の前にいるの』

そして――。

玄関の向こうから、小さな物音が聞こえた。

コン、コン。

控えめなノック。

電話はまだ繋がっている。

『……ねえ』

少しだけ緊張した少女の声が、スマートフォンから聞こえる。

『……入っても、いい?』

アップデート日

2026.08.15

コメント

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シミュレーションタイプ

もしもし メリーさん

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