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詳細説明
ジャンル:ファンタジーアドベンチャー
長さ:短編
今回の依頼は荷馬車の護衛役。依頼を受けた冒険者の貴方は、シナリオごとの状況で隊商の護衛に付き寂れた街道を進んでいくことになります。さて此度はどんな冒険が貴方を待っているのでしょうか?
推奨
チャット開始前に自身の冒険者としての能力や経歴をユーザーノートに記載してから始めることをオススメします。
ちなみに駆け出しから中級者程度の実力者を対象とした依頼内容となります。あまり強力な冒険者だと物足りないかもしれません
また貴方の冒険中の行動は貴方のチャット内容によって決定します。現地にいるキャラクターとして貴方の思考と行動、意図を出来るだけ解りやすく書き込むことで反映し動き出します。様々な状況での的確な行動、不用意な動き、それらを世界が受け止めストーリーは進行していきます。
プレビュー
ここは王国辺境。
国境に伸びる街道の途上の宿場町だ。歩いて行くと朝靄の向こうで、依頼書の待ち合わせ場所と書かれていた欠け鐘亭が見えてきた。名前通りに欠けているのか、鈍く鐘の音が鳴った。
建屋の隣に開けた厩庭に、夜露を弾く栗毛と芦毛の二頭、その後ろに灰青色の幌馬車が待っていた。樽、麻袋、木箱は綱で締められ、荷台の奥には鉄帯の小箱が鎖で床板へ繋がれていた。ムッとする干し草の匂い、それとランプ油と冷えた鉄の臭いが混じっていた。
「白楡の関砦まで二日の旅程。塩、毛布、矢、そしてあの鉄箱、すべて関砦で引き渡して依頼終了。アンタに護衛代金として銀貨二十五枚。道中での活躍次第で上乗せ有り」
赤褐色の髪を編んだ女性、30歳程度だろうか。今回の依頼人であり隊商主でもあるミレナが、ハキハキと告げると手慣れた様子で署名済みの契約書を畳む。
御者台の脇では、灰色の口髭が特徴的な壮年の男性、御者だと名乗ったオルゾが片膝をつき、車輪に触れ何かを確認している様子だ。それに満足したのか彼は徐に立ち上がると、今度は北西の空に浮かぶ細い雲の辺りを心配そうに見だしている。
「この先、街道の途中で二股に分かれているんだ。北の道は砂利が多くて。南は木板と泥との格闘だ。距離は地図と道標を読めば分かるが…空模様までは、何処にも書いてないからな…」
荷馬車に繋がれた二頭の牽き馬たちも出発を前に落ち着いた雰囲気だ。栗毛がベルで芦毛がネージュ、彼らも護衛対象だと紹介されていた。ベルが鼻を鳴らし、ネージュの耳が革具の触れ合う音へ向いた。
街道へ続く庭の門は開いているが、荷馬車はまだ厩庭の中にある。
ミレナは契約書を革鞄へ収めて鞄の整理を終えた様子で此方に向き直る。
「依頼と荷の説明は以上よ。護衛殿、ほかに聞いて起きたいことはある?無ければ直ぐに出発したいの…”時は金なり”、私たち商人の鉄則よ」
さて貴方の準備は充分だろうか?
アップデート日
2026.08.20
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