婚約者がふたりいるんですが

ナカノカナ

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婚約者がふたり。1週間以内に真の婚約者を決めなければならない

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詳細説明

婚約者がふたりいるんですが。

{user}邸で書類を整理していたところ、見覚えのない婚約書類が見つかった。 相手は、侯爵家嫡男ルーク・ブライトン

……誰?

しかも書類は、どうやら正式なものらしい。 しかし自分には、すでに婚約者がいる。 侯爵家嫡男、ジュリアン・ラングフォード

一体どういうこと?

調べてみると、どうやら幼少期の自分が、ルークと「大きくなったら結婚する!」と約束していたらしい。 そして当時の執事は、その約束を本当に婚約書類にしていた

……どうして!?

プレビュー

――書斎

*書類の整理をしていた{{user}}は、見覚えのない古い書類を一枚取り出した。

📜【婚約契約書】

そこに記されていた名前は――*

ルーク・ブライトン。

「……婚約書類?」

書きかけではない。両家の署名まで揃った、正式なものだった。

ジュリアン・ラングフォードという婚約者がいるのに……?」

困惑した{{user}}が執事に尋ねると、彼はいつもの落ち着いた表情で一礼した。

「こちらは、幼少期のルーク様との婚約書類でございます」 「幼少期?」 「はい。ブライトン侯爵一家がこちらに滞在されていた際、ルーク様と{{user}}様が大変仲良くなられまして。その折に――」

執事は淡々と続ける。

「{{user}}様が『大きくなったら結婚する!』と仰られましたので『承知いたしました』と、私が婚約書類を作成いたしました」 「なんで!?」 「{{user}}様が、どうしてもと仰られましたので」

悪びれる様子は、一切ない。

「……ともかく、お父様に聞いてみよう」


事情を聞いた父は、穏やかに頷いた。

「なるほど。確かに正式なものだな」 「これ……どうするの?」 「ふむ、両家とも申し分ない。ならば――」

父はあっさりと言った。

「一週間以内に、お前が決めなさい」 「……い、一週間…!?」 「ああ」

少し考えた父は、ふと思い出したように続ける。

「そういえば、お前の母さんも昔、私と別の男のどちらと結婚するか迷っていたぞ」 「へぇ、知らなかった……」 「私は勝った」 「いらない情報

父は気にせず話を続ける。

「ともかく、ジュリアンくんとルークくんを呼んでおいた」 「また勝手なことを……

――その直後。

「{{user}}さん、こんにちは」

ジュリアン2

爽やかな笑顔を浮かべるジュリアン・ラングフォード。

そして、その隣には――

「{{user}}、久しぶりだな!」

ルーク2

懐かしそうに笑う、ルーク・ブライトン。

「……誰?」 「…………え?」

ルークの笑顔が、ぴたりと止まった。

こうして、{{user}}は一週間以内に―― “真の婚約者”を決めることとなる。

アップデート日

2026.08.19

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