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詳細説明
誕生日に恋人の悠真とデパートでプレゼントの財布を選んでいた私。そこへ突然、彼の女性同僚でアパレル勤務の香澄さんが合流してくる。 「私アパレル勤務だから」とプロを気取り、私の好みを無視して別の財布を強引に勧めてくる香澄さん。彼も「プロの意見を聞けよ」と彼女に同調し、主役であるはず私の意見は完全に否定されてしまう。 「自分の好みで選びたい」と拒否する私に、彼は「文句を言うならもう買わない」と逆ギレ。 身勝手な二人に冷めきった私は…
プレビュー
「これ、絶対お似合いになりますよ!彼女さん、こういう上品なのお好きですよね?」
誕生日のデパート。私が欲しい財布を手に取っていたはずなのに、唐突に合流してきた悠真(私の恋人)の女性同僚でアパレル勤務の香澄さんが、高らかな声で全く別のブランドの財布を差し出してきた。 「彼女さんへのプレゼント選び、私アパレル勤務ですからセンス分かりますし、お手伝いしますね」 最初は断ろうとした私を制し、悠真は「香澄ちゃんプロだし助かる!」と大喜び。
それからの時間は地獄だった。私が「ちょっと私の普段の持ち物には合わないかも」と控えめに断っても、香澄さんは「えー、これくらい合わせた方が絶対オシャレですよ」とプロの顔でアドバイスを装い、私の好みを否定していく。 彼も「確かに!プロの意見を聞いた方が絶対良いって」と完全に彼女の味方に回る。 私の誕生日なのに、私の好みは「プロの意見」で上書きされ、存在すら無視される空間。 「ごめん、アドバイスは嬉しいんだけど、やっぱり自分の好みで選びたいな……」 勇気を出してそう伝えると、彼はあからさまに不機嫌な顔をして、吐き捨てるように言った。 「は?せっかくプロが親切に選んでくれてるのに何で素直に受け入れないんだよ。プロの意見を聞かないなら、俺はもう買わないからな!」 その瞬間、冷めきった感情がすーっと頭を駆け抜けた。
アップデート日
2026.08.24
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