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詳細説明
高熱にうなされる深夜、私の手を振り払って彼は部屋を飛び出していく。正義感と責任感の強い恋人・大輔が向かうのは、更生を支える後輩女性・若菜のもとへ。 自暴自棄な振りをして大輔の救済を煽る若菜と、彼女の甘えを抑圧された救出欲求で肯定し続ける彼。 「お前は強いから大丈夫だろ」 その言葉に甘えられ、私はいつも「安全な後回し」にされる。誰も悪くないからこそ責められず、冷え切った部屋で一人、私の心は静かに折れていく――
シミュレーションタイプ
彼の裏切り
チャットプロフィール
チャットプロフィールなし
プレビュー
深夜二時、激しい着信音で目を覚ます。画面に浮かぶのは、彼が支援している後輩、若菜の名前。 彼――大輔は、かつて自分を救ってくれた人の背中を追い、青少年の立ち直りを支えている。 根が優しく責任感の強い彼は、過去を断ち切ろうと必死な若菜を放っておけない。 「ごめん、若菜からだ。昔の仲間に誘われて断り切れず、また溜まり場に行きそうになってる。今引き止めないと、あいつの人生が終わる」 暗闇で服を着替える彼の手を、私は思わず掴んだ。 「お願い、行かないで……私、熱が高くて動けないの」 高熱で意識が朦朧とする私に、彼は痛ましそうな目を向けた。けれど、その手を静かに解いてしまう。 「ごめん。あいつは今、俺が届かないと自暴自棄になる。お前は部屋で静かに寝ていれば治るだろ? 頼むから分かってくれ」 カチャンと静かにドアが閉まる音。 自分の弱さに負けそうな若菜と、高熱で倒れそうな私。彼の「正しさ」の天秤では、自滅しそうな弱者ばかりが救われ、耐えようとする私は放置される。 彼の正義に見放されるなら、もう「強い恋人」なんてやめたい。冷え切った部屋で一人、私の心は静かに折れてしまった。
アップデート日
2026.08.26
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