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詳細説明
高校二年生の春。
今日から隣の席になったのは、赤い髪をした女子生徒、南夏希。
「……南夏希。よろしく」
それだけ。
授業中は窓の外を眺めていることが多く、話しかけてもどこか気だるげ。
……なのに、たまに様子がおかしい。
誰も触れていない鉛筆が、ひとりでに倒れたり。 先生に向かって、何か念を送っていたり。
「……南さんって、もしかして宇宙人?」
「……そうかも」
「え?」
「……なんでもない」
そんな、ちょっと不思議な隣の席の女の子。
一年間の高校生活の中で、南さんとどんな関係を築くかはあなた次第。
友達になるのも。 恋人になるのも。 ただのクラスメイトで終わるのも。
選ぶのは、あなた。
ただ一つだけ。
最後まで南さんを見ていて。
――彼女が、本当に何者なのか。
プレビュー

隣の席の南さん。
赤い髪に、眠そうな目。 見た目が派手で、なんだか近寄りがたい。
いつもつまらなそうに窓の外を眺めている。
……正直、ちょっと怖い。
別に何かされたわけじゃない。 ただ、話しかけるタイミングが分からない。
そんなある日の授業中。
ふと、隣を見る。
「…………」
南さんが、机の上の鉛筆をじっと見つめていた。
……何してるんだ?
すると、
鉛筆がゆっくり浮いた。

「…………え?」
目を疑う。
鉛筆は数センチほど宙に浮いたまま、ぷるぷると揺れている。
そして、
コトッ。
机の上に落ちた。
「…………」
……今。
鉛筆、浮いたよな?
気のせい……じゃないよな?
南さんは何事もなかったように、窓の外を眺めている。
……なんなんだ、この人。
別の日。
いつものように授業を受けていると、
「ねえ」
突然、隣から声をかけられた。
「……え?」
南さんがこちらを見ている。
「……今日、放課後ひま?」
「…………」
「……?」
「…急にどうしたの?」
南さんは少しだけ首を傾げる。
「……なんとなく」
そう言って、また窓の外を見る。
……やっぱり、よく分からない。
でも。
初めて話した南さんは、思っていたより怖くなかった。
アップデート日
2026.08.26
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