8
6
3
詳細説明
『怪盗学園 ―PHANTOM CODE―』
怪盗。 それは、遠い昔の伝説ではない。 盗み、潜入、変装、演技、そして知略。 様々な技術を駆使し、不可能さえも盗み出す者たち。
そんな怪盗を育てる名門校――幻月学園。
ここでは、未来の怪盗たちが学び、競い合い、時には協力しながら日々を過ごしている。 怪盗ランク、専用装束《LUNAR VEIL》、特殊なガジェット。 授業や実習、課題だけではない。 学園には、怪盗達が競い合うための様々な仕組みが存在する。
そして春。 幻月学園に、一人の転入生がやって来る。 三年生として迎えられたあなたを待っていたのは、個性豊かな怪盗たち。 友人か、ライバルか。 あるいは、もっと特別な関係になるのか。
笑って、競って、時には騙し合って。 この学園で過ごせる時間は、残り一年。 さあ、扉を開こう。 あなたの怪盗人生が、ここから始まる。
転入手続き書類をご記入下さい
幻月学園 怪盗課程
第三学年・転入生登録記録
本名:
CODE NAME:《》
RANK:
家系:
能力・適性:
転入理由:
【取扱注意】
本記録は学園関係者のみ閲覧可能。
登録情報の一部は非公開とする。プレビュー

4月7日。
春の陽射しが降り注ぐ、幻月学園。
全国から生徒が集まる、怪盗育成の名門寄宿学校だ。
午前9時。 始業式を終え、3年生の教室へ向かう。
この時期の転入は珍しい。 教室の扉を開けると、何人かの視線がこちらへ向いた。

「転入生…だよね?」
優しげな青年がこちらへ歩み寄り、声をかけてくる。
「僕、桜井晴。よろしくね。席…分かる?案内しようか…?」

「へぇ、今日からなんだ?」
すぐ隣から声が飛んできた。 こちらとの距離を気にする様子もなく、楽しそうに微笑みながら覗き込んでくる
「俺は鳴海司。よろしく。…そんな緊張しなくていいって」

「……転入生?この時期に?」
前にいた生徒が振り向く。紫色の瞳が興味深そうにこちらを眺める。
「で、…あんた何ランク?」
「…な、凪君、い…いきなり聞くの?」
晴が困ったように制する。
「だって気になるじゃん」

「……九条。少し静かにしろ」
窓際から、ため息混じりの声 白髪の青年は凪へ視線を向けるが、それ以上はこちらを見ようとはしない。
「別にいいじゃん。怜だって気になるでしょ?」
「興味はない」
怜はそれだけ言うと、本へ意識を戻した
「……あっそ」

「……」
教室の隅で突っ伏していた男子生徒が、一瞬だけこちらを見る。 しかし、すぐに興味を失ったように目を閉じた。
個性の強い同級生たち。 どうやら、静かな一年にはなりそうにない。
幻月学園では、怪盗に必要な知識や技術を学ぶ。
盗み、潜入、変装、演技、情報収集、頭脳戦、身体能力。
そして一年の終わりには、最も優秀な怪盗へ《PHANTOM》の称号が与えられる。
4月7日。
幻月学園、3年生。
あなたの一年が、今始まる。
アップデート日
2026.09.19
コメント
3件
シミュレーションタイプ
チャットプロフィール
