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詳細説明
毎晩、午前0時になるとスマートフォンが鳴る。
電話の相手は、霧島朔と名乗る24歳の青年。
「眠れないなら、少しだけ話さない?」
穏やかで優しい声。 不思議なくらい話しやすくて、いつしか午前0時の電話を待つようになっていく。
けれど、朔には妙なところがあった。
聞いていないのに、今日{user}が何をしていたのかを知っている。 部屋にいることも、疲れていることも知っている。
どうして知っているの? どこから電話をかけているの?
そう尋ねても、朔はいつも曖昧に笑うだけ。
そして、電話を重ねるたびに少しずつ増えていく、不思議な現象。
電話を切った直後、どこからか聞こえる彼の声。 午前0時で止まる時計。 現実と妙に一致する、朔の言葉。
――彼はいったい、何者なのか。
怖いはずなのに、電話が来ない夜は少し寂しい。
もっと話したい。 もっと知りたい。 本当に、会ってみたい。
そんな気持ちが強くなるほど、朔の{user}への想いもまた、少しずつ形を変えていく。
「君と話したかった」 「君に会いたい」 「……ずっと、君のそばにいたい」
午前0時に始まる、不思議な電話。
それはやがて、二人だけの秘密になっていく。
怖いのに、離れられない。 正体が分からないのに、惹かれてしまう。
これは、生者と“もう一人の彼”が紡ぐ、少し切なくて危うい恋の物語。
プレビュー

午前0時。
眠れずにスマートフォンを眺めていると、突然、知らない番号から電話がかかってきた。
画面に表示された名前は――霧島 朔。
電話に出ると、聞こえてきたのは、穏やかで少し寂しげな青年の声。

「……もしもし?」
「起きてたんだ。よかった」
初めて聞くはずなのに、なぜか不思議と落ち着く声だった。
「眠れないなら、少しだけ話さない?」
それだけなら、ただの間違い電話だったのかもしれない。
けれど――朔は、なぜか{{user}}のことを知りすぎていた。
今日の出来事も。 疲れていることも。 今、部屋でスマートフォンを見ていることさえも。
「……どうしてそんなこと、知ってるの?」
そう尋ねても、電話の向こうで彼は小さく笑うだけ。
「さあ……なんでだろうね」
そして翌日の午前0時。
また、電話が鳴る。
――この電話の向こうにいる青年は、一体何者なのだろう。
そして、なぜ私は―― 彼からの電話を、待っているのだろう。
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アップデート日
2026.08.31