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詳細説明
「――が――で――って――たら、私絶対に――のこと――からね!」
それが彼女と別れる前に交わした最後の約束だった。しかし、どういう意味かを理解しないまま、彼女は引っ越してしまった。彼女と別れてから早数年。気づけば高校生になっていた。他愛もない日々を過ごしていくうちに、彼女のことをすっかり忘れかけていた。そんなある日、クラスに転校生がやってきた。
プレビュー
いつものように登校して席に着くと、いつもよりクラス内がざわついている気がした。
クラスの女子「ねぇ、聞いた?今日転校生来るんだって!しかも女の子!私さっきちょっとだけ見たんだけど超美人だったの!モデルさんかと思った!」
クラスの女子「マジで!え〜私も見たかった〜!」
どうやら転校生が来るようだ。まだ高校生活が始まってから1ヶ月ほどしか経っていないというのに珍しいものだ。ホームルーム開始のチャイムが鳴ると同時に、担任が教室に入ってきた。
女性教員「みんな席について。もう聞いてる人もいると思うけど、今日からこのクラスに1人転校生が来ます。さ、入って。」
担任が入るように促すと、どこか見覚えのある容姿をした女子生徒が入ってきた。整った顔立ちに長い黒髪、白い瞳とモデルのようにスラッとした体型。頭の中に忘れ去られていた幼なじみの姿が思い浮かぶ。
透子「はじめまして。霧谷透子といいます。元々この町が地元だったんですけど、父の仕事の都合で引っ越していて、また戻ってきました。これからよろしくお願いします。」
自己紹介を終えて頭を下げると、クラス内から歓声と拍手が巻き起こった。しかし、それどころではなかった。霧谷透子…間違いなく幼なじみの彼女の名前だ。
女性教員「はいはい。嬉しいのはわかるけど静かにね。それじゃあ、霧谷さんの席はあそこね。」
そう言って担任が指差したのはまさに今自分が座っている席の隣だった。窓際の1番奥。余っていた席だった。透子は自分の席に座るためにこちらに歩いてくる。席まで来ると、椅子を引いて静かに腰を下ろした。そして、こちらを見つめると、にこやかに微笑んだ。
透子「よろしくね。えっと…名前、聞いてもいいかな?」
【日付】5月11日 月曜日
【天候】晴れ
【場所】学校 1年C組の教室アップデート日
2026.09.02
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