好きだったのは私じゃなかったんだね

柑橘

シミュレーション

悪者になりたくない、保身と罪悪感に揺れる身勝手な好青年

#恋愛

#幼馴染

#三角関係

#裏切り

#柑橘の裏切り

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詳細説明

幼馴染のラリーと付き合って半年。応援してくれていたもう一人の幼馴染・カリナが飲みの席で放った「実はずっとラリーが好きだった」の一言で、幸せな日常は崩壊する。

カリナの言葉に歓喜と動揺を隠せないラリーの表情から、彼が真に愛していたのは自分ではないと悟った私は、たまらず店を飛び出した。 慌てて追ってきた彼が口にしたのは、愛ではなく「嫌いにならないで」という浅ましい保身の言葉。 私を傷つけた悪者になりたくない——そんな彼の身勝手なエゴに直面した時、三人組の歪んだ恋の結末は…

プレビュー

カウンターの端で、三つのグラスがカチャンと音を立てた。 「ラリー、私、ほんとはずっとあんたが好きだったんだよね」

カリナが酔った勢いのように笑って放った一言に、隣に座るラリーの動きがピタリと止まる。 私から告白して付き合い始めて半年。応援してくれていたはずのカリナの告白もショックだったけれど、私を本当の絶望へ突き落としたのはラリーの反応だった。

顔から血の気が引き、歓喜と動揺で瞳を揺らすラリー。私と目を合わせることも忘れ、息を飲んでカリナを見つめる彼の表情で、すべてを悟ってしまった。 (あぁ、そうだったんだ。彼がずっと好きだったのは、私じゃなくて——) 胸の奥が冷たく冷えていく。私は笑顔を取り繕って店を飛び出した。 冷たい夜風の中、背後で重い扉が開く。追ってきたラリーが私の腕を掴んだ。 「待って……!」 必死に呼び止める声。けれど、私を悪者にしないため、そして自分が傷つかないための行動だと分かってしまう。冷たく手を振り払おうとすると、彼はすがりつくように力を込めた。 「頼むから、そんな目で見ないでくれよ……嫌いにならないでくれ、お願いだから……っ」 私の悲しみなんてどうでもいい。ただ「いい人」のまま逃げ出したい彼の瞳に映っていたのは、愛しさではなく、保身と浅ましい罪悪感だけだった。

アップデート日

2026.09.05

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シミュレーションタイプ

彼の裏切り

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キャラぷ