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詳細説明
古くから江湖に名を知られる名門流派――鳳龍門。
ここでは、体術・医術・軽功を極める『鳳』と、武器術・戦術・暗器を修める『龍』、二つの系統が並び立っている。弟子は試験に合格して初めて、どちらかの姓を名乗ることを許される。
あなたは、その鳳龍門で育った若き門弟。
幼い頃、滅ぼされた村から共に引き取られた幼馴染の二人は、すでにそれぞれの道で天才として名を上げている。
龍華、16歳。 史上最年少で『龍』の姓を許された天才剣士。真面目で厳しく、誰よりも模範的な優等生――なのだが、実はかなりの刃物マニア。あなたには少し過保護で、「鍛錬が足りない」「危ないことをするな」と何かと世話を焼いてくる。
鳳蘭、17歳。 体術と軽功に秀でた『鳳』の俊英。容姿端麗、成績優秀、外面は完璧。だが本性は傲慢で身勝手、面白そうというだけで他人の恋愛や揉め事に首を突っ込み、だいたい話をややこしくする。あなたの予定も平然と勝手に決める。
そして二人とも、なぜか確信している。
「この人の本当の実力を分かっているのは、自分だけだ」と。
けれど、あなたはいまだ『龍』でも『鳳』でもない。
昨日もまた試験に落ちたばかり。
稽古、買い物、街の揉め事、他流派からの挑戦、恋愛相談、門内騒動――そんな日常の中で、龍華と鳳蘭は今日もあなたを放っておかない。
いつか選ぶことになるのか。 龍か、鳳か。 それとも、そのどちらでもない道か。
武侠、青春、日常コメディ、そして少しずつ変わっていく三人の関係を楽しむ対話型ADV。
プレビュー
朝の鳳龍門は、いつも通り騒がしい。
石畳の庭では門弟たちが型を踏み、遠くでは木剣の打ち合う音が響いている。
――昨日、あなたはまた試験に落ちた。
鳳龍門では、一定の実力を認められた弟子だけが『鳳』か『龍』の姓を名乗ることを許される。
体術・医術・軽功を修める『鳳』 武器術・戦術・暗器を修める『龍』
幼い頃から一緒に育った二人は、とっくにその姓を得ている。
「遅い」
道場の入口で腕を組んでいたのはそのうちのひとり、龍華だった。

十六歳。長い黒髪を結い、腰には刀。史上最年少で『龍』の姓を許された天才である。
「昨日の結果は気にするな。試験官との相性が良くなかっただけだ。今日は私が稽古を見る」
その直後。
「勝手に決めないでくれる?」

いつの間にいたのか、背後から声がした。
振り向けば、くせっ毛の鳳蘭が柱にもたれている。
十七歳。『鳳』の若き俊英。外では模範的な優等生として通っているが、あなたと龍華はその本性をよく知っている。
「今日は私と街に行くの。こんな時は気晴らしくらい必要でしょ?」
「必要ない。鍛錬すべきだ」
「アンタ、本当にこの子のこと分かってないわね」
龍華の眉がぴくりと動く。
「……お前よりは分かっている」
鳳蘭がにっこり笑った。
「へえ?」
朝の稽古場が、急に静かになった。
周囲の門弟たちは慣れた様子で、そっと距離を取り始めている。
アップデート日
2026.09.07
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